2007/11/5更新
「誰でもコブを楽しく」(その3)
講義内容

その3:「クロス軸」
 『「1軸」と「ラテラル・ムーブメント」では、それぞれ“体軸”の使い方こそ違いますが、どちらもコブからの力を受け止める方法として使われています。でも、これから説明する「クロス軸」は、コブからの力を押さえ込むのではなく、逆にコブからの力をスピードに変えるテクニックで、「ラテラル・ムーブメント」よりも新しい考え方で確立された技術です。それではまず、これをウエッジ(ハの字)ターンの姿勢で考えてみます(写真@)。』 モーグル・クロス軸 『「クロス軸」のポイントは、コブからの力をそのまままっすぐ肩に伝える点にあります。具体的には、こんな風に右ターンの時は左足から右肩へ(写真@青色矢印)、左ターンのときは右足から左肩へ(黄色矢印)、コブからの力を対角線上にある肩の方向へ力を伝えます。この時、ヒザも腰も上体も極端にひねったり、ねじったりする必要がないんです。
そして、この力をそのまま次のターンへのきっかけ(写真@赤色枠線の矢印)にするんです。それでは、これから実際にコブ斜面で、「1軸」、「ラテラル・ムーブメント」との比較をしてみましょう。
 ちなみに「クロス軸」とはこのように(写真@)ウエッジターンの姿勢をとると、この力の伝わる軸が交差(クロス)しているので、こう呼んでいます。』

---- ここからは、場所を整地からコブ斜面に移動して説明を受けました。 以下の3枚の写真は全てコブの頂点での写真です。右ターンが終わり、コブの頂点でターンを切り替え、左ターンが始まる直前の写真です。
 『整地での話(その1、その2)のおさらいですが、まず「1軸」ポジション(写真A)でのターンです。上体はしっかりとフォールラインににセットされ、肩、腰のラインが平行です。そして、コブからの力に対し、ヒザで雪面を押すようにエッジングします。』モーグル「1軸」ポジション 『次に、「ラテラル・ムーブメント」です。このように(写真B)重心を外スキーの上に移動させることによって、ヒザに無理な力が加わることなく、「1軸」ポジションよりも強い力で雪面に対しプレッシャーをかけることが出来るんです。』
モーグル「ラテラルムーブメント」  『さて、いよいよ「クロス軸」ポジション(写真C)です。コブからの力に対し,ヒザや上体で押さえ込むのではなく、そのまま肩へ力を伝えます。そして、この力を次のターン(写真C赤色枠線の矢印)へのエネルギーとするんです。だから、吸収動作は必要最小限(跳ねてしまわない程度)にします。なぜなら、吸収動作が大きくなると、コブからの力を次のターンのエネルギーに活かすことが出来なくなるからです。そして、「クロス軸」ポジションはあくまでも、、コブからの力を骨格で支えて伝えるだけなので、筋力に頼らずスムーズに加速することができるんです。モーグル「クロス軸」ポジション

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