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“異種”交流キャンプ

 8月30・31日の二日間、兵庫県若杉高原大屋スキー場で、タナベスポーツ主催の「テレマーク、アルペン合同キャンプ」が実施されました。このキャンプは、アルペンスキーヤー、テレマークスキーヤー、それぞれのレベルアップを念頭においた技術指導はもちろんのこと、アルペンスキーヤーはテレマークを体験し、またテレマークスキーヤーはアルペンの技術を体験するという内容のものでした。これら異なるスタイルのスキーにふれることで、二つのスキーの共通項、または異なる点を感じ、スキーの世界を広げてもらおうという趣旨のものでした。
 キャンプ当日は、㈱キャラバンの他、メーカー数社協賛のもと50本以上の試乗板が用意され、また、板のメンテナンスはタナベスポーツのスタッフがサポートしていました。さらに、レッスンの休憩時間には「カービングローラー」というスキー板に車輪がついた道具も体験することができました。

テレマークスキーの魅力とは

 みなさんは、スキーあるいはスノーボードのどんなとこに魅力を感じていますか?スピード感でしょうか、あるいは爽快感でしょうか、または雪からのプレッシャーでしょうか。人によっては『スキーの間に飲む一杯が・・・。』という人もいるかもしれません。
もちろん自然のなかで景色を楽しんだり、あるいは真っ白な雪の世界に魅力を感じるというような人もいるかもしれません。今回の「テレマーク、アルペン合同キャンプ」参加者、特にテレマーカーとして参加していたアベさん、カワカミさん、ヤナガワさんに声をかけ、テレマークにハマった理由を教えてもらいました。

 『もともとはアルペンをしていたけど、テレマークを始めてからは、アルペンを始めたころのような新鮮な感覚がたくさんあって、「なんか上達したな」と感じられる瞬間が楽しいです。テレマークを始めたことによってスキーの楽しさの幅が広がりました。』と、アベさん。

カワカミさんは、
『初めてテレマークスキーのブーツを履いて滑った時は、ブーツが柔らか過ぎて前に倒れそうになった。』 とか。
いままでのアルペンスキーとは異なるフィーリングに魅力を感じているとのこでした。

 『僕はアルペンスキーは小さいころからやってました。』というのはヤナガワさん。
『アルペンを長いことやっていると、だんだん上達の“伸びしろ”が少なくなってきて頭打ちを感じるようになったんです。テレマークは1本滑るごとに成長度合いを感じることができるんですが、そこが楽しいですね。』
テレマークを始めたきっかけは、 『友達と八甲田山(青森県)に行ったとき、「ゲレンデの外に出てみよう」ということになったんです。その時、僕はアルペンスキーで、友達がテレマークスキーを履いてたんですけど、雪山を登ったり、歩いたりするときテレマークだとガンガンいけるんですね。それを見て、オフピステにいくならやっぱテレマークかなと思ったんです。それがきっかけでした。』 とのこと。
『テレマークを始めてオフピステに入っていく時、初めはポットを持っていってたんですけど、もっと温かいものが飲みたくなって、その次はバーナーを持っていって、雪の中でお湯を沸かすようになって。あと、ワインを持っていったり、とにかくオフピステに行く時は“食第一主義”で楽しんでます。』というカワカミさん。

 テレマークスキーを始めて、これまでのスキーとは違う刺激を感じているというのが、アベさん、カワカミさん、ヤナガワさんに共通する“魅力”のようです。さらには、テレマークによって滑るステージが変わったというヤナガワさんは、オフピステという新しい世界での楽しみが増え、そのことがこのスポーツの魅力を一層強いものにしているようでした。すなわち、テレマークスキーの楽しさとは、滑る楽しさだけでなくテレマークスキーを履くことによって体験できる世界そのものなのかもしれません。

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