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はじめに
 みなさんはお気に入りのスキー場をどういう基準で選んでいますか?スキー場までの距離でしょうか。雪質でしょうか。それともスキー場の規模でしょうか。もちろん、スキー場までの距離も大切な要素です。でも、モーグルをする人にとっては、やはりコブ斜面の有無がスキー場選びの最も大切な基準の一つではないでしょうか。一口にコブといっても、自然コブ斜面や人工モーグルコース、そのコブの間隔、斜度等コブの状況もさまざまですが。
 岐阜県にある「ホワイトピアたかす」スキー場は、規模はそれほど大きくありませんが、良質な雪に加え、自然コブ、人工モーグルコースがあります。なかでも特筆すべき点はモーグルコースが斜度別に、初級・中級・上級と3コースもレイアウトされてる点で、まるで“モーグルの玉手箱”です。モーグル人工の減少が著しいとされる昨今、これだけのモーグルコースを維持運営していくのは大変なことではないでしょうか。「ホワイトピアたかす」モーグルコース企画責任者の「かとぺ!」さんへのインタビューをとおして、ホワイトピアのモーグルへの取り組みを前編・後編の2回にわけてリポートします。
「かとぺ!」さんへのインタビュー

【モロケン】(以下、) まず最初に、人工モーグルコースを三つも作ろうと思われた理由を教えてください。

「かとぺ!」さん(以下、) 僕は、モーグルを楽しむ人がこれからもっともっと増えていくためには、その環境をしっかりと整えることがとても大切だと考えています。モーグルをこれから始めたいという人から、ナショナルチームをめざす人まで、それぞれのスキーヤーが楽しむためには、やはり難度別のコースが必要だろうと。でも本当は、今の三つのコースに加えてモーグル未経験者向けの入門コースを斜度の緩いところに作りたいんですが・・・。

 さらにもう一つですか?

 そうです。今の初級コースの斜度は、入門者にはちょっときついかなと思っています。それに現在のコースはロープで線引きしているので、入門者がコースにはいるのには“勇気”が必要です。だからセンターハウス付近の緩斜面に誰でも気軽に入れるラインを作りたいんです。でも、実際は斜度が緩いとコブを作ってもすぐに消えてしまうので、どうやってコースを維持していくか難しいとこで、実現のメドはたっていませんが。

モ  現状のモーグルコースを三つも維持管理するのは、物理的にも大変だと思いますが、社内(ホワイトピアたかす)的にも大変なことではないですか?

  (笑)そうですね。実際、休日こそたくさんのお客様がご利用になりますが、平日はそれほどでもありません。だから、『あのモーグルコースを潰して、アルペン用のポールを設置させて。』と言われたりします。

 ある日ホワイトピアに行ってみたらモーグルコースが一つだけになっていた、という可能性も?

 そうならないよう、今年は中級モーグルコースでモーグルの公認大会を開催します。公認大会が開催されるということで、モーグルコースをしっかりと確保していければと思って。公認大会を実施できるようになるまでは、これまたいろいろ大変でしたけど。(笑)

 今ある中級コースは公認大会用と同じレイアウトですか?

 はい。斜度はもちろん、1エアまでの距離、ミドルセクションの距離等、公認大会の規定にのっとってコース作りをしています。

’90年代に選手として活動されていた「かとぺ!」さん、そのころのモーグルの熱意がホワイトピアのモーグルコースになっているのかなと思いました。「かとぺ!」さん自らがスコップを握って作ったという上級モーグルコースは斜度こそありますが、コブ間も短くとても滑りやすいコースでした。
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