モーグルスキーヤーリポート・スペシャル

           Vol.9 シマダさん

                                   取材地:大屋スキー場  取材日 2007/08/04


台風5号接近!

 8月の第一週の木曜日、テレビをつけると台風5号が日本列島に接近中とのこと。くいいるようにそのニュースをみると、土曜日には中・四国、近畿地方を暴風域とする進路予想を伝えていました。思わず、「困ったな。」とつぶやいていました。なぜなら、土曜日に兵庫県大屋スキー場で「ちょっと声をかけてみました」の取材予定だったからです。この「ちょっと声を〜」のコーナーは、行き当たりばったりでスキー場に出かけて、“いい感じ”で滑っている見ず知らずの人に声をかけ、写真を撮らせてもらっていたのです。でも今回のモデル、シマダさんには事前に取材をお願いしていました。その約束の日がまさに台風の進路予想とぴたり当たってしまっていたのです。早速、シマダさんの携帯電話をならしました。台風が来てるんですけど?と私の問いかけ

に対しシマダさんは、『強風で車がひっくりかえったら大屋にたどり着けないけど、まあ、大丈夫でしょう。』 車?ひっくりかえる?いやいやそうじゃなくて、“強風でリフトが動かない”とか“暴風雨で滑れない”とかそんな予想をふまえ、予定通り土曜日に撮影を敢行するかどうか相談したかったのに・・・。大屋に行き着けさえすれば、天気にかかわらず滑るってこと?シマダさんのモーグルに対する炎のような情熱は、台風でも消せないということなのでしょうか。そんなシマダさんにとっては、私の問いかけが愚問だったのかもしれません。幸いにも心配は杞憂におわり、取材当日はぬけるような夏空でした。

明石海峡大橋を渡って
 シマダさんは某大手電気メーカーの技術者で、設計関連の仕事をしているそうです。そんな“堅気な”ウィークデイと異なり、週末はひたすら

モーグル道を突き進む“極道な”人です。『'94年のリレハンメルでJ・L・B、セルゲイ、エドガーの滑りをみてモーグルを始めた。』そうで、『最初の数年は、スキー以外にサーフィンや、サッカーなんかもしてたけど、だんだんハマって、ここ数年はほぼ毎週大屋に来てますよー。』とのこと。なるほど、いつ大屋に行っても会えるわけです。てっきり地元の人かと思ったら、『明石海峡大橋を渡って、3時間かけ、かよってる。』とのこと。
 モーグル人口の減少が著しい昨今、シマダさんの情熱の10分の1でも持った人が、少しでも増えればと思う今日このごろです。
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大屋ウェーブターン トリック テールグラブ トリック ダフィー

  スキーヤー:シマダさん
  トリック:Dスピン
  撮影場所:大屋 Air Field
  撮影日:‘07年8月4日
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